TOEIC900点を取る人の勉強法--英文処理能力アップと問題の解き方とは
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TOEIC900点を突破するために最低限必要なことが２つほどあります。
- 英文の処理能力の絶対的な向上
- 正答を導く戦略的な解答法
この2つが絶対に必要になってきます。
具体的な勉強方法は2つ
- TOEICに出題される例文の音読と暗唱
- 「正しい解答法」の戦略を用いた問題演習
が絶対に必要です。
大事なのは「戦略を立てること」「正答に至るまでのプロセスを頭の中で何度も再現すること」です。この2つを意識するだけで、800点台を脱却し、900点を突破しました。
英文の処理能力の絶対的な向上
口頭英作文（瞬間英作文）
- 英文の理解のプロセス
- 英文の再現のプロセス
- 英文の定着化のプロセス
最低でも3周します。
英文の理解のプロセス
まずは英文に目を通し、初見での理解度を計ります。わからない単語には印をつけます。和文を読んでも理解できない場合は、辞書を引きます。文法構造がわからない場合は文法書やネットで調べます。理解をより深くするために音読します。発音がわからない場合はCDなどの音声を何度も聞きます。1文につき最低30回は声に出して読みましょう。つかえるところがなくなるまで、すらすらと言えるまで音読します。「英文が口になじむまで」何度も読み返します。何度も読みながら、英文を覚えてしまいます。
英文の再現のプロセス
単語、文法構造を理解した英文を記憶を元に再現します。まず日本語訳を見ます。わかる単語、表現を連想します。できれば正しい文章になるように口頭で英作文します。わからないものは印をつけ、飛ばします。
英文の定着化のプロセス
ほとんどの例文が理解でき、英文の見ていれば読んでいてつかえることはありません。
音声を聞いたときに、単語や熟語や英文などが頭の中で連想でき、口頭で再現できるようになります。この頃には、英文を音読するスピードも飛躍的に伸びます。
注意点
再現のプロセスは非常に負荷がかかります。ここで挫折しないために、「難しい」「全く歯が立たない」という場合は、「英文の理解のプロセス」に戻り、音読と暗記を再度やり直します。TOEICには英作文などの試験はありません。なので100％完璧に理解する必要はありません。このプロセスで大事なのは、「脳内の英文のデータベースをつくること」です。リスニングの際に「あ、この表現知っている」＝聞き取れる、部分を増やすためです。
正答を導く戦略的な解答法
「正しいプロセス」で多くの正解を得る問題演習
問題演習をしている時に大切なのは「正答を導く戦略的な解答法」を身につけることです。問題を解いて、丸つけ、解説を読んで次。1周解いたら違う問題集に、なんて勉強法をしていませんか？
絶対にダメです。
正解・不正解の根拠と理由を探す、英文の完全理解
- 問題を解く、丸つけ、解説を読む（なぜ正解・不正解だったのか理由と根拠を確認）、精読（意味、文法構造、品詞を細かく覚える）、音読30回
- 同じ問題を（1回目で身につけた「正解・不正解の根拠」を探しながら）解く、丸つけ、なぜ2度目も間違ったのか理由を探す（例：英文が理解できていない、わかりにくい文法がある、わかりずらい単語がある）わからない部分は文法書やネットで調べる
- 3回目、同じ問題を解く、「正解・不正解の根拠」を探しながら）解く、丸つけ、なぜ3度目も間違ったのか理由を探す。その例文には印をつけ、音読30回、暗唱して、英語→日本語、日本語→英語に完璧再現できるように覚えてしまう
まとめ
いかがでしたか？伸び悩んでいると思っている人に絶対的に足りないのは以下の２つです。
- 英文の処理能力の絶対的な向上
- 正答を導く戦略的な解答法
公式問題集を解いているのに点数がなかなか上がらない。Duoなどの単語帳などを毎日読んで覚えたりCDや音声を繰り返し聞いているのに、リスニングが下手。色々な問題集を買って試してみてはどの問題集もいまいちだ。そんな人に足りないのが絶対的に２つの力です。この力は訓練で必ずできるようになります。意識するだけで今日から結果が良くなりスコアがアップします。こんなにおいしいことはありません。皆さんもぜひ試してみてくださいね！
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このブログを書いた人
ジュリカ'Julika. 留学経験なしでTOEIC900。PRESIDENT誌「人事部評価が東大より高い」東洋経済「日本屈指の超グローバル大学｣卒。4年で3,000時間英語で講義を受講。都内の国連機関でフルタイムのインターン。英会話学校で幼稚園児から社会人まで指導。国際結婚。英語、韓国語ともに堪能。いつこじらせたか記憶にない。ドポイティブな超直感型人間。Bibliophile.
