TOEIC200点底辺から最高峰900点代までのロードマップ
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先日のTOEICで晴れて900点を突破しました。悲願の900点を突破した訳なのですが、 200点だった頃から点数が上がるにつれ、どのような英語の学習をしていたのかを 記したいと思います。TOEICの点数を上げるためではなく、英会話や英語そのものの 学習も多く含まれています。（当初TOEICは実力試しのためだったのでテスト対策は試験直前に少ししかしていませんでした。なのでほとんどの時間をその他の英語学習に費やしていたといっても過言ではありません。） 同じ点数帯の方が学習法を考えるきっかけになれば嬉しいです。 では、早速見てみましょう！
TOEIC200～300点台のときの勉強法
- 英検5～3級の問題を解く
- 中1～3の参考書を解く（この時、自分はスーパー英語できると信じて疑わない）
- 100円ショップの指さし英会話帳をひたすら声に出して音読、暗記
（What's wrong?「どうしたの？」I think so, too.「私もそう思うよ」などの短文） - 洋楽を歌う（けどまったく意味がわからない）
TOEIC400点のときの勉強法
- TOEIC Bridgeの問題を解く
- TOEIC Bridge頻出の単語を覚える
- 特に家の中の単語（ソファー、キッチン用具）やオフィス関連などの頻出単語を覚える
（当時はTOEICにそんな単語が頻出するなんて想像もしていなかった）
TOEIC500点のときの勉強法
- TOEIC Bridgeの問題を満点近く解く
- TOEIC Bridge頻出の単語を100％近く覚える
- ipodを購入。移動中と自宅でVOA（ゆっくりはっきりのアメリカ英語）をたくさん聞く（しかし聞き取れず意味もわからない）
- 海外の子供番組のサイトで発音のビデオを見まくる（これは非常に効果あり）
好きだったのはイギリスの子供番組。ライオンのキャラクター「ライオネル」
母音や子音の歌をひたすら歌って覚える - 英語の日記をつける、ネイティブに添削を受ける（この時は小学生の絵日記並みの内容）
TOEIC600点のときの勉強法
- TOEIC新公式問題を解きはじめる（けどつらい）
- TOEIC単語を覚え始める（けどつらい）
- 英作文を始める、文法書の暗記、暗唱をする（主に日→英でノート3冊程度）
- GRや児童書の多読をはじめる
- ipodで移動中にCNNとBBCをたくさん聞く（しかし聞き取れず意味もわからない）
- この頃にシャドーイング、ディクテーションなどをやる（市販教材で易しいものから）
- 英語の日記をつける、ネイティブに添削を受ける（この時は小学生の絵日記並みの内容）
TOEIC730点のときの勉強法
- TOEIC新公式問題を解いてる（けどつらい）
- TOEIC単語を覚えようとしている（けどつらい）
- GRや児童書の多読をひたすらやる
- ipodで移動中にCNNとBBCをたくさん聞く（しかし聞き取れず意味もわからない）
- 日本の新聞記事を英訳し、コメントをつけ、ネイティブの添削を受ける
（「動物園のパンダの名前が一般公開」などちょっとくだらないおもしろニュースだけを翻訳した） - 洋画を英語字幕で観て、1シーンごとで止めながら、主人公になりきって話す練習をする
1～3作品は鉄板のものをDVDが穴が開くほど観た（台詞が口をついて出てくるほど。回数だと30～50回くらい。） - 大学に入学し留学生と喋り過ぎて2日目で顎関節症になりかけた。（本当に痛かった）
TOEIC830点のときの勉強法
- TOEFLの勉強を始める（スピーキングとライティングにも力を注ぐ）
- 海外の大学や高校の教科書（洋書）を読みまくる
- TEDやCourseaのような英語の講義をひたすら聞く、授業の要約を英語でする、関連書籍を読む
- ipodでCNN, BBCを聞く（この時位から聞き取れ意味がわかるので驚いた）
- 英語の論文や書籍を読み、要約、感想を書き、ネイティブの添削を受ける
- 英語で4000字の論文を1週間で2～3つ書く荒業を身につける
- この頃、東京の国際事務所でインターン。翻訳や英語で電話対応したがボロボロだった
- 上司に「英語下手」のレッテルを貼られる（笑）英語関連の仕事を中々回して貰えなかった。その変りITの仕事をいつもぶん投げられた
- この頃、英会話学校の講師になり、小学英語、中学英語を一から叩き込まれる
- （高校英語はなかった涙 なので自力でやり直した）
- 英検5～準1級まで短期間で高速で問題を解くスキルが身についた（いらないスキルｗ）
- 外国人と仕事をする（会議、雑談、メール、指示など）
- 外国人講師向けの研修で英語で月1プレゼンをする（これは本当に嫌だった）
- この頃、先輩講師に「きみ、本当に英語の先生？」と言われ傷付く（笑）
- 新公式問題集と特急シリーズのパート7をひたすら精読した
- ipodで新公式問題集リスニング1.5倍速を自作、移動中は繰り返しひたすら聞く
TOEIC860点のときの勉強法
- 本格的にテスト対策を自力で始め、苦戦する TOEIC新公式問題を解く（けどつらい）
- ヒロ前田著の究極シリーズ5,6,7を丁寧に解く
- ヒロ前田著のTOEIC基本例文集を丁寧に精読
- 洋書絵本、児童書、ペーパーバックの多読をひたすらやる
- 海外ドラマをひたすら見る（英語字幕か字幕なし。最初から物語を見てれば内容はわかる）
念願のTOEIC900点突破！！！
本当につい先日の話です。（笑）達成した時は、部屋で一人で「やった！」と声を上げました。
おわりに
こう見ると、「最短」とはほど遠いほど遠回りして来ました。 初期の頃は中3で900点を取った今年が26歳の歳なので軽く10年以上かかっています。 おそらく新公式問題集だけを何十、何百周すれば短期間でTOEICの点数は上がります。 しかし、「英語は上手くなりません」10年遠回りして点数ごとにできることが格段にレベルアップしています。 ちなみに英語力の基礎力を上げ続けているので、今までTOEIC点数が下がったことが一度もありません。 900点という点数で見ると時間がかかり過ぎかもしれませんが、点数では計れない幅広い英語力が身についてきたと自負しています。今ではネイティブとも対等に話せる自信があります。記事の中で、詳しく聞きたい勉強法や他に何かコメントがあれば、ぜひ気軽に仰って下さい！
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このブログを書いた人
ジュリカ＠英語ライフワーカー。海外経験なしでTOEIC200点台から900点を突破。「人事部評価が東大より高い国際大学」合格。4年で3,000時間以上英語で講義を受ける。大学3年次、東京・青山の国際機関で1年間フルタイムのインターンを経験。広報、キャンペーンの企画に携わる。その後、英会話学校に入社。幼稚園児～社会人に英会話、英検、TOEICを指導。退職後、韓国人男性と国際結婚。ブログでこじらせ系と揶揄される。気分が良いときは小躍りする癖がある。
