TOEIC 7月26日(日) 第202回 感想・難易度・結果
今回、筆者が受験したTOEIC 7月26日(日) 第202回 感想・難易度・結果を書いていきます。 全体的には「難しかった!」という声多数でした。
筆者も難しかったと思います。
筆者のスペック
- TOEIC学習歴:10年
- 受験回数:10回程度
- 現在スコア:865点
- スコア経緯 200~300→470→500→650→730→830→865
それでは詳しく見ていきましょう!
テストフォームについて
テストフォーム:マイナーフォーム(緑)でした。
※ピンクがメジャーフォーム
メジャー:簡単だけど高得点が出にくい
マイナー:難しいけど高得点が出やすい
→英語力を計るのにどちらのフォームで受けても同じスコアになります。
パート別難易度
- パート1:簡単
- パート2:簡単
- パート3:やや簡単
- パート4:普通
- パート5:簡単
- パート6:やや簡単
- パート7
- シングル:やや難
- ダブル:やや難
リスニング(パート1~4)
全体的に良好
特に目立った難問はなし
段々リスニングが簡単になっている気がした
リスニングの感想
自分の能力が上がっているのか、問題が簡単になっていっているのか謎です。ですが、前者だと信じたいです。しかしリスニング1問聞き逃したのと不安でマークしたのが数個(5個前後)ありました。 今回はテスト対策で、英ドラマ・ダウントンアビーを見まくったお陰でイギリス英語にアレルギーが無くなったのは良かったです。イギリス英語の女性が家具の話や家の装飾の話をするのがステレオタイプだなと思いました。それが面白かったです。
追記: 色々なブログやTwitterで「4が早口だった」と言っていましたが、受けている時は気付かず。今思い返すとそういえばちょっと早かったかな?という感じでした。普段から新公式問題集の1.5倍速音源や海外ドラマを見続けていたため、「速すぎで理解できなかった」というのはありませんでした。むしろ普通くらいでした。でも皆がそういうならそうだったのかなーと思います。
リーディング(パート5~7)
やっぱりリーディングが長い
今回万全に対策したパート5は簡単だった
やはりパート7で消耗した→練習不足が伺えた
リーディングの感想
パート5で不安でマークしたのはなし。今回本当に文法頑張って良かったです。パート6の最後1つ文脈型のやつがあと1分あればなーと。というのも試験官の時計と数分違ってたのを忘れていました。失敗。前回は見直し時間もあって900越える手応えもあってゆったり解いたのですが、意外とスコアは大したこと無かったです。今回は手応えは全くありませんが、900は越えていて欲しいです。(6ヶ月間、865点から900越え対策をしてきたのです。)
追記:今回のパート4、7、はやはり難易度が高かった模様。満点TOEICerさんのブログやTwitterを巡回しましたが、皆口を揃えて「4に早口のスピーカーが1人いた」「7が難しかった」と言っていました。特にシングル1発目に難しいのを置き、時間を消費させるETS側の目論見だったようです。
失敗点・反省点
自前で座布団を持って行けば良かった
お尻が砕けるくらい痛かったです。前回の1月に受けた会場と同じだったため油断しました。(前回と同じ学校で違う棟だったため、椅子の材質が前回はスプリングがきくプラスチック、今回は板だった)中学校の椅子のように固くて痛い椅子でした。やむを得ずクーラーの寒さ対策で持って行った上着を折りたたみ座布団代わりに敷いてテストを受験しました。いくらかマシでしたが、それでもリーディングの最中お尻が痛かったです。大きめのタオルを折りたたんで敷いていた女性もいました。
クーラー対策で厚着をしたが逆に暑いくらいだった
冬も夏も少し寒い位の恰好でなければ眠くなってしまいます。なので私はいつも肌寒い位の恰好をし、念のため上着を持参していました。facebookの英語のグループでエアコンが効きすぎていて途中退場した女性がいた、とのことだったので、秋物の上着を持参しました。ノースリーブの上に半袖を着ていきましたが少し暑い位でした。TOEICは体調管理も去ることながら温度管理もしっかり対策するべきだと感じました。(もはや英語のテスト云々の問題ではないですね。笑)
今回のTOEICのために6か月実践した勉強法
- 海外ドラマを見る(Modern Familyシーズン1~4、Downton Abbeyシーズン1~3)
- ドラゴン英文法
- ヒロ前田氏の究極シリーズ(パート5&6、7)
- ヒロ前田氏のTOEIC基礎例文集700
- 新TOEIC問題集vol.4
- 実践ロイヤル英文法問題演習(苦手な部分を補助的に)
- テスト直前に新公式問題集1.5倍速音声のリスニング
- テスト直前にBBC, CNN, オーストラリアのコメディーショーをリスニング
高得点(800~900点以上)獲得のための戦略
苦手のパート5・6、特に文法の強化
苦手のパート7の問題の種類を把握
リスニングは生の音源(海外ドラマ)を見続ける
高得点獲得の戦略・詳細
今回は特に苦手なリーディングを徹底的に対策しました。
パート5、6は、細かな文法を一通りおさらいしました。本番ではすごく速く簡単に問題が解けてビックリしました。 パート7は学習期間の前半に時間を割きましたが十分ではなくやはり問題数に苦戦しました。途中で集中力が切れたのがわかりました。ある程度の長さを正確に速く読み、正しく正答を導くプロセスが自分にはまだまだ足りないと実感しました。
リスニングは、海外ドラマを見に続けたため、非常に簡単に感じ、難しい問題がなかったように感じました。今までで一番簡単なリスニングテストでした。
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第202回TOEIC結果の通知はいつ?
インターネットで申し込み、申し込みの際に、「インターネットで結果が分かるようにする」にチェックした人は、 22日後の正午に結果がネット上で見れます。郵送の場合は大体その1週間前後です。
インターネットで結果がわかるか確認する場合にはTOEICの公式サイトからログインすると確認できます。
つまり、第202回のTOEIC結果は、2015年8月16~17日頃にネットでスコアの速報が出ます。 郵送での通知はその後です。
*追記(2015.8.16) 通常発表は平日月曜が多い。(16日が日曜日なので、17日の可能性が高い)祝日などある場合は前後する可能性も。
今から結果が待ち遠しいですね……!
おわりに
6か月間に渡り、文法の強化、問題対策を行ってきました。今回のTOEICを受けて強く感じたのは、やはり練習の絶対量が不足していることでした。TOEIC自体は難しくはありません。しかし、集中力や体力、瞬発力や短期記憶力など、英語力以外の能力が試されるのだと痛感しました。万全に臨んだはずのテストでしたが、やはり詰めが甘いところもあったのが反省点です。
今回のTOEICの受験を終え、しばやく受験をお休みします。執筆や講師業、その他のテスト対策にもどんどんチャレンジしていきたいと思います。そして「本当に使える」英語力、実務で使える英語力を模索していきたいと思います。TOEICに関する記事はこれからもたくさん書いていきますので、今後とも「ライフワークEnglish」をよろしくお願いします!
現在、寄稿などお仕事の依頼を受け付けています。お問い合わせは、右サイドバーのお問い合わせまたはSNSでご連絡いただけましたら幸いです。
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このブログを書いた人
ジュリカ@英語ライフワーカー
海外経験なし・独学でTOEIC200点台から900点を取得。「人事部評価が東大より高い国際大学」合格。4年で3,000時間以上英語で受ける。大学3年次、東京・青山でフルタイムのインターン。広報、企画に携わる。英会話教室に入社。幼稚園児~社会人に英会話、英検、TOEICを指導。退職後、神奈川へ。韓国人男性と結婚。ブログでこじらせ系と揶揄される。気分が良いときは小躍りする癖がある。