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知らないとやばい「英語はつらい」を一掃する6つの心構え

「英語はつらい」から脱却する6つの心構え
今日は、「英語はつらい」から脱却する6つの心構えを書くよ。 受験生諸君、就活生諸君、英語公用化の荒波に揉まれてる社会人諸君!断言しよう!「英語はつらい」の時代は終わった。そして、新しい時代の幕開けなのだ。今から今日からでもすぐに実践できる方法とその心構えをお教えしよう。

「英語はつらい」が間違いだと知る

「英語を勉強するのはつらい」のはつらいやり方しかしていないからもっと楽しめるやり方があるし、もっと力になるやり方がある。「英語は苦労して身に着ける」そんな先人の言葉を信じて、自分は13年間も迷走してきた。そう言われれば言われるほど、「こんな英語力じゃネイティブに太刀打ちできない」と、自分を追い詰めていた。他の誰かが英語やりたいと言っても素直に応援する気になれない。

そんなにすぐにできるようにならないし、なられたら困る。まずは単語を覚えろ(とか、フレーズだ!とか言うときもある。笑)暗記だ!これやれ、あれやれ!」と、闘志に燃えた戦友を一瞬にして意気消沈させ、叩きのめしている自分がいた。ただ、そんなことしても虚しくなるだけだし、友達が減るだけだし、信頼をなくすだけだ。こんなネガティブの塊みたいな人に、近づきたい人はいない。

考えて、考えて、考えて……すると、急にキュピーンという音とともに、何かを閃いた。「英語は言語なんだ。言語は生き物だ。だから、もっと自由であるはずだ!」「自由に使ったり表現したりするのが英語なんだ!」「もっと楽しく、楽に学べるはずだ!」「できるようになると、もっともっとうまくなるんだ!」ということに。苦節13年、やっと気が付いた。(遅い)

だから、「英語はつらい」は間違いだ。そのことを皆にもっと知って欲しい。つらくない方法があることを。それはこれから話していく。

「自分は英語ができない」価値観をリセットする

これは一種の自己欺瞞だ。自分をうまく騙すテクニックを知るべきだ。大事なのは自尊感情(Self-esteem、自己肯定感)を高めることだ。「自分が料理が下手」と思っている人の手料理がおいしいだろうか?嫌でも、自分の彼女には「●●のために、おいしく作ったよ(はーと)」とか言って、料理して貰った方が、実際の味はどうであれ、気持ち的には断然おいしいはずだ。

だから、「自分が英語ができない」というのは間違いだ。せめて、英語を学習してるときには、隅に置いて欲しい。よくある「心の中に空の箱(英語ができない自分というイメージが詰まった)を思い描いて、すとんと隣に置く」ように。すると案外、空っぽになった心のなかに、少しずつ、むくむくと自尊心が育ってくる。また「自分はだめだ」と思ったら、さらに大きな箱を想像して置いてしまおう。


そうして、「自分は英語ができない」から「英語ができなくはない」になる。

すると、学習していくうちに、「できなくはない」から「できるかも」になる。

それからそれを続けると、「なんか好きかも」「ちょっといけるかも」と思えてくる。

最終的には「自分は英語が大好きで、超得意だ」と思えるようになったら、最高だ。


でもその時が一番英語が伸びる。そう思って、催眠がかかっている時は、自分は超絶スーパーな人間になってる。英語なんて朝飯前だ。そして、何より大切なのは他人にどう見られるか、どう思われるかではない。私は、この方法を「自分は可愛い」「自分はきれいだ」に置き換えて使っている。(笑) 結果は想像にお任せしたい。

悪習を改める

  • 今まで英語ができなかったのは「習慣」がないから
  • 英語が話せないのは、英語を話す習慣がなかったから
  • 英字新聞が読めないのは、読む習慣がなかったから
  • 英語で文章を書けないのは、書く習慣がなかったから
  • 英語でニュースを聞いても聞き取れないのは、聞く習慣がなかったから

習慣になったら?もちろん。できるようになる。例えば、お金持ちとお金持ちじゃない人の習慣は違うはずだ。お金持ちはファーストクラスに乗り、シャネルのスーツを着る。お金持ちじゃない人は満員の電車に乗りスーツはよれよれのくたびれたもの。さて、双方の習慣はさておき、どちらがより大きなお金を動かして、よりお金持ちになるだろう?

英語を話すのも同じことだ。英語ができるようになりたいなら、英語ができるようになった時の自分と同じ習慣をしてみよう。思い切って一日中、ネイティブになったときのように生活してみる。

ネイティブになれる習慣

  • スマホの言語設定は英語にする。
  • 読むニュースなどは英語の記事を読む。
  • ブックマークは英語のサイトを増やして、目に付くところにブックマしておく。
  • 手元には英語の雑誌を置く。
  • 枕元には洋書を置き寝る前に読書。
  • ラジオはCNNやBBCにする。
  • テレビは海外のバラエティー番組を。
  • 英語で字幕をつけるは単語も覚えられて一石二鳥だ。
  • 映画はもちろん洋画。
  • DVDを借りてきて英語字幕で見る。
  • 海外に住んでる友達と英語でSkypeをする。(レッスンはだめ!)

英語がうまくなりたいなら、無理に勉強しなくていい。悪習(英語から離れる)のを改めるだけでいい。環境だけ整えればいい。やるかやらないかは、自分の二択の選択に委ねられる。「変わりたい」と思っている君なら「英語やる」方に傾くはずだ。

我慢 NO! 喜び YES!

  • 我慢して参考書とお友達にならなくてもいい
  • 我慢して厚い英文法の書を読まなくてもいい
  • 読まないのに、英語の雑誌や新聞を購読しなくてもいい
  • 聞きたくもないのに、見たくもないのに、英語関連のハウツーを聴かなくても、見なくてもいい

我慢するとリバウンドする!ダイエットと同じだ。私は「英語リバウンド」を何度も経験したことがある。英語に浸かりすぎると、「日本語での会話」「邦画を見る」「日本の小説を読む」「活字に飢える」瞬間がある。そうなる前に、すべてを投げ出す前に、喜びを見いだそう。

  • 大好きな洋画は?
  • 大好きな海外のバラエティー番組は?
  • 大好きな洋楽は?
  • 大好きな海外の劇団は?我慢はだめ!

英語を通して、最大の喜びを得ることを知ろう。

栄養になる代替品を考える

英語のために、人生の楽しみを我慢する必要はない。ゲームが人生最大の喜びなら、英語の学習のために我慢してはいけない。洋もののゲームを英語字幕でやるのをお勧めする。間違っても日本語吹き替え、日本語字幕でしてはいけない。英語音声、英語字幕で意味がわからなければ、クリアしても何度も何度もすればいいのだ。ゲームが嫌いなら(私のように)ネットにある英語の漫画でもいい。

ぐぐればいくらでもある。日本漫画の英語版だ。『のだめカンタービレ』『進撃の巨人』などたくさんある。英語を勉強する人が大好きな漫画やアニメやゲームを諦めたりする必要は全くなく、むしろ、好きなものだから身につくのだ。栄養になる(勉強になる)代替品を見つけて継続すれば、苦しんで嫌々やる参考書よりもよっぽど覚えやすくためになるのだ。

どんどん聞こう!読もう!書こう!話そう!

習慣の話でもしたが、今の悪習を変えないと、一生そのままだ。太っている人は、「自分は対して食べてないのに太る」という。しかし、痩せている人から見れば、間食や食後のデザートが余計だと知っている。なので、太っているひとは「そうなるべくしてそうなった」のだし、痩せているひとは「そうなるべくしてそうなった」のだ。だから、英語ができる人は「そうなるべくしてそうなった」のである。

おわりに・自分をだまし習慣を改める

そしてそれらを継続すること。英語学習を単なる単発的なイベントではなく、一生を懸けた財産のための投資だと知ること。賢く節制して、正しく努力することで、きっともっと英語がうまくなるし、楽しくなる。そのような動機づけはとっても大事。人生で英語ができずに挫折して、逃避していた大学1年生の自分に、時を巻き戻して言ってあげたい。

「そんなに思いつめないで。英語がつらいは間違い。君はきっと大丈夫。もっと自信を持って」と。この記事を書きながら泣いたのは言うまでもない。少しでも、英語ができなくて自信をなくしてしまった君を元気づけたい。昔、誰にも相談できずに、毎晩泣いてた自分のような人を少しでも勇気づけたい。その一心で記事を書いた。

このブログを書いた人


ジュリカ@英語ライフワーカー。「英語を日常と仕事に取り入れる」をモットーに独学の学習法を紹介。海外留学・在住経験なしで独学でTOEIC 865点取得(2015年1月当時) 「人事部評価が東大より高い国際大学」に入学。4年間で3,000時間以上英語で講義を受ける。大学3年次、東京青山でインターンとして広報、企画、翻訳に携わる。英会話学校に入社。幼稚園児~社会人に英会話、英検、TOEICを指導。退職後、神奈川へ。韓国人男性と結婚。ブログでこじらせ系と揶揄される。気分が良いときは小躍りする癖がある。