ライフワークEnglish

プロが教えるTOEIC900点を最短で取る方法と英会話が上達する学習法情報満載

実務で使える英語学習法。エリートタイ人の秘策とは?

パソコンを使った英語リスニング学習法

大学時代の仲の良いタイ人の女の子がしていた効率的な英語リスニング学習法です。彼女は非ネイティブながらも素晴らしく高い英語力を有していてました。大学を卒業後は、財閥系の有名日本企業からヘッドハントされるも、「自分の専攻である環境学の研究がしたい」という理由から奨学生として大学院に進みました。研究などはすべて英語で行っています。さて、その彼女がこっそり教えてくれた英語学習法を今日はシェアしたいと思います。

英語の聞き取り上達のカギはディクテーション

英語の聞き取りができるようには、まず、音が聞き取れるかどうかが大切になってきます。そこで、今回筆者が挑戦したのは、その名も「英検5級 そのままディクテーション」です。「ディクテーション(dictataion)」とは、英語速記のように、聞き取った英語をそのまま紙などに書いていく非常にメジャーな英語学習法です。正確な音を聞き取ることが必要とされる非常に高度な勉強法です。また聞き取った音とスペル(英単語)を結びつける訓練にもなります。今回は、パソコンを使ってビジネスや実務でも使える英語学習法をご紹介します。

用意するもの

  • パソコン
  • インターネットが繋がる環境
  • 初級(TOEIC500点以下)のみ紙とペン

※中級(TOEIC700点以下)~上級(TOEIC800点以上)は不要

学習方法

  1. まず、必要な道具の準備をします。
    初級の方はテーブルにパソコン、紙とペン(またはシャーペン)を準備します。中上級の方は、パソコンを開き、[スタートボタン]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[メモ帳]を開きます。

  2. 次に、教材をゲットします。
    英検協会のホームページで無料の過去問、リスニング音源、スクリプト、解答があります。リスニング音源(第1部)というものがあるのでクリックします。中心の再生ボタンを押すと、音声が再生されます。
  3. 流れてくる音声をタイピングしていきます。
    大文字小文字を区別する。
    アポストロフィー「'」などもきちんと打つ。
    スペルミスに気を付ける。
    初級の方は、スペルで綴れなくても結構です。
    カタカナでもいいので、聞き取った音を書きこんできます。また、初中級の方は止めながら実行します。上級の方は止めないでトライしてください。
    打ち終わり(or書き終わり)たら、スペルミス、書き間違いなどがないかWチェックします。
  4. 答え合わせをします。
    先程の英検協会のホームページのサイト内に、「20●●年度 第回 リスニング原稿」というのがあります。それをPDFを表示させます。(保存はご自由に。)

間違いがないか、くまなくチェックしていきます。ここで大切なのは間違ったところは直して音読なり暗記なり、次回間違わないようにすることが大切です。

やってみた感想

かなり疲れます。英検5級をすごくなめていました。音声だけだと気が付きませんが、筆者も"mom"→"Mom"や"grandma"→"Grandma"など細かい部分にも気がつきました。毎日、大量に英語でメールや契約書を書く人にはとても良い訓練になります。将来、英文記者や速記者、メディア、IT関係、海外大学、大学院留学を考えている人は、TOEFLなどでWritingがあるため、非常に良い訓練になると思います!この訓練をしながら、ブラインドタッチができるようになるといいですね!ちなみに、キーボードのタイピングの設定を「日本語(JP)」ではなく「英語(米国)(EN)」にすると、「'」「"」などが打ちやすくなるのでおすすめです。

このブログを書いた人

ジュリカ@英語ライフワーカー。「英語を日常と仕事に取り入れる」をモットーに独学の学習法を紹介。海外留学・在住経験なしで独学でTOEIC 860点取得(2015年1月当時) 「人事部評価が東大より高い国際大学」に入学。4年間で3,000時間以上英語で講義を受ける。大学3年次、東京青山でインターンとして広報、企画、翻訳に携わる。英会話学校に入社。幼稚園児~社会人に英会話、英検、TOEICを指導。退職後、神奈川へ。韓国人男性と結婚。ブログでこじらせ系と揶揄される。気分が良いときは小躍りする癖がある。