衝撃!○○で英語を勉強すると40分で英文処理能力が2倍に加速する
こんにちは!「日常と仕事に英語を取り入れる」英語ライフワーカーのジュリカ(@julikayab)です。
今日は、「衝撃!○○で英語を勉強すると40分で英文処理能力が2倍に加速する」をご紹介します。
この記事は特に「英語の勉強はやり尽くした」という方にぜひ読んで欲しい。
さっそくご紹介しよう。
こんな人向け
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もう英語の勉強はしたくない
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英語の勉強に行き詰っている
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とりあえず楽したい
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英語つらい
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文法とか単語とか暗記は超苦手
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仕事してプラスで英語なんて勉強したくない
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とりあえず英語学習にはうんざり
漫画で英語を読む、それだけ!
バイリンガル版 進撃の巨人1 Attack on Titan 1 (KODANSHA BILINGUAL COMICS)
- 作者: 諫山創,シェルダン・ドルヅカ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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効果的に英語勉強したいならとりあえずバイリンガル版(日英両言語)の漫画を読むことだ。
だまされたと思って一度読んでみて欲しい。
【検証】実際読んでみた
バイリンガル版 のだめカンタービレ〈1〉 (KODANSHA BILINGUAL COMICS) (講談社バイリンガル・コミックス)
- 作者: 二ノ宮知子,玉置百合子
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2007/03/14
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漫画は日本語でよく使う語彙の宝庫だ。
普段英語ではあまり使わない英語が勉強できる。
日本人が使う表現が英語で書かれているのだ。
非常に勉強になる。
下記のサイトは色々な種類のバイリンガル版の漫画に出てくる語彙を掲載している。
非常に便利なサイトだ。
Nodame Cantabile 第1巻―のだめ カンタービレ 1
のだめカンタービレに出てくる単語数を調べると約2,800単語だ。
筆者はこの本を約40分ほどで読み終わった。
同じ語数の多読本を読んで、同じように単語の記憶が定着しただろうか。
否。
それはないと断言できる。
漫画だから、語彙は自然なもの、会話でよく使うもの、イメージで単語を覚えられる、
というのが非常に魅力的だ。
漫画 vs. 多読本
下記のサイトの記述に、基本単語2,800で読める多読本の紹介がある。
Cambridge English Readers Level 5(基本単語数2,800 総語数10,000)
読める本は下記のようなばりばりの多読本(洋書)だ。
君は上の多読本と、のだめカンタービレが目の前にあったら、
楽して読みたいと思ったら、
どちらを読むだろうか。
筆者なら断然漫画を選択する。
なぜなら、
漫画の方が格段に読むスピードが上がるからだ。
実際検証では以下のような結果になった。
(筆者の平均的な多読時間で比較してみた。)
両者とも2,800単語 |
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多読本なら50ページを40分 |
漫画なら100ページを40分 |
漫画の絵は、イメージを補助する機能があるため、
英文処理能力が2倍に加速するのだ。
漫画は多彩な語彙の宝庫
例えば、
- "Reflected glory"「親の七光り」
日本のドラマ、漫画でよく出てくる表現だ。
私は英語でこの言葉を聞いたことはないが、言われれば納得だ。
"reflect"「反映する、反射する」という意味。
親から才能などが「反射され写された」という意味だ。
"glory"は「栄光」「光」という意味。
日本人が英語を喋ったらきっとこうなるだろう、と思う。
- "make sausages out of him"「彼でソーセージを作る」
飛行機事故からトラウマになり海外に行くことができない千秋(主人公のだめが恋する天才音楽青年)
ドイツに留学に行く同級生(小太り)を指してなじる場面。
"Huh. That fat slob! They'll make sausages out of him."
「何であんなソーセージの原料みたいなやつが留学」
"Export mistake."
「輸入の間違いじゃないのか?」
非常に興味深い英語である。
なんてひどい表現ができるのか。脱帽である。
この文を見て噴き出したのは言うまでもない。
- "You thwack-and-whack prof!"「このハリセン教師!」
また違うシーン。
ハリセンで自分を叩いた教師に対して千秋が放った言葉。
"Dream on."
「ふざんけんなっ」
"Shut up, you old fart."
「うっせーな ジジイ」
"Ranting and raving,"
「ギャーギャーピーピー」
"Go back to Kansai, you thwack-and-whack prof!"
「西へ帰れ!!ハリセン教師」
ハリセンが「バシッ」という音を"thwack-and-whack"と表現しているのだ。
リアルな日本語の翻訳だからこそ、すぐにでも使いたくなるような英単語の宝庫なのだ。
(但し、使うときは自己責任でお願いします)
中学英語の限界
「会話は中学英語があれば十分」といううざったくなるほど聞く言葉。
これは語弊だ。
「最低限の(つたない英語でも)会話でコミュニケーションを取るなら」という話だ。
これだとすべての人が、「英語を勉強するなら中学英語さえやればいい」と勘違いする。
英語の悲劇だ。
英語は「生もの」だ。言葉は生きている。
人間がいれば流行り廃りがある。
10年前の流行の言葉と、現在の流行の言葉は違う。
覚えられる言葉を「中学英語」と限定するなんてナンセンスだ。
英語はもっと自由に表現されるべきだ。
日本人にとって難しかろうが、
レベルがどうだとかとっぱらって、
「好きな英文を読むだけで英語ができるようになる」
そんな日本人英語学習者が増えることを強く望んでいる。
漫画だけではなく、絵本での多読も紹介している。
興味がある人はこちら。
誰が漫画で勉強しちゃいけないって言った?
そんなに名著で勉強したいならすればいい。
そんなに英文法をぎっしり叩き込みたいならやればいい。
私はそんな面倒で非効率的なこと絶対しないし、
今から英語、英会話やりたいっていう人には絶対すすめない。
効果的に英会話を勉強したいなら漫画を読まない手はない。
このブログを書いた人
ジュリカ@英語ライフワーカー。「英語を日常と仕事に取り入れる」をモットーに独学の学習法を紹介。海外留学・在住経験なしで独学でTOEIC 860点取得(2015年1月当時) 「人事部評価が東大より高い国際大学」に入学。4年間で3,000時間以上英語で講義を受ける。大学3年次、東京青山でインターンとして広報、企画、翻訳に携わる。英会話学校に入社。幼稚園児~社会人に英会話、英検、TOEICを指導。退職後、神奈川へ。韓国人男性と結婚予定。ブログでこじらせ系と揶揄される。気分が良いときは小躍りする癖がある。